原作はyokuu先生、漫画は梨川リサ先生の『永年雇用は可能でしょうか』(講談社KCx)。
こちらは第17話について紹介しています。
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第17話のあらすじ
先生はルシルに気を許しているような自由な言動をするようになり、彼女は一喜一憂していた。先生も自分の中の変化に気づき始めていた。
街では動物や鳥がルシルの噂をしていた。お給料日の日、先生の先導でいつものお店にステーキを食べに行く二人。食事を終えたルシルは買い物をして帰るので先に帰ってもらうように告げるが、先生は買い物についてくる。
ルシルが買い物をしている間、荷物の番をしながらベンチで待つ先生。その側で猫たちが「デートだ」と話しているのを聞いた先生は考え込むようになる。
感想とネタバレ
今回は初めて?の先生視点のシーンが多く出てきます。先生の考えていることが分かって嬉しい。知りたかったルシル評も聞けて嬉しい。
先生、誉め言葉はルシルに直接言ってあげてほしい。優秀な仕事人と感心しつつスイートポテトをもっともらいに行こう、と決意する流れが面白い。ルシルが頬を赤く染めるのもどうしてなのか全く分からないし、くるくる表情が変わるルシルをみてあれやこれやと考えてしまいます。
多分先生は今まで長い年月を一人で暮らしてきて、その世界は無機質だったのではないかと思われます。ところが自分を取り囲む〝色〟を改めて感じるようになり、それは彼女の存在が自分の生活に色を付け始めた事に気づくシーンがたまらなく美しい。
どうしてルシルの買い物にもつきあったのかなと思いましたが、ルシルと一緒にいることで自分にどういう影響があるのか確かめてるのかな、という気がしました。
無邪気にデートだとはしゃぐ子猫たちを見て、更にルシルの事を考える先生。部屋に戻っても研究せずに窓の外を見ながら佇む姿はカッコいい……!じゃなくて、研究以外の事は煩わしかった先生がそれだけルシルの事を考える時間を取っているという事はとても大きなことなんじゃないかと思うのです。
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この第17話が収録された4巻が発売されましたので、その感想はこちらです。
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